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シンク交換DIY挑戦と現実

DIY好きの私はある日、古くなった実家のシンクを見て、「これくらいなら自分で交換できるんじゃないか?」と思い立ち、挑戦してみることにしました。しかし、その考えがいかに甘かったか、すぐに思い知らされることになります。まずは情報収集。インターネットで「シンク 交換 DIY」と検索すると、手順を解説したサイトや動画がたくさん見つかります。「意外と簡単そうだな」と、この時点ではまだ楽観的でした。必要な工具として、モンキーレンチ、シールテープ、コーキングガン、のこぎり(開口部調整用)、バールなどを準備。新しいシンクと水栓金具もネットで購入しました。作業当日、まずは古いシンクの取り外しから。シンク下の給排水管を外し、シンク本体とカウンターを固定している金具を緩め、コーキングをカッターで切り剥がしていきます。ここまでは、まあまあ順調。しかし、問題はシンク本体を持ち上げる時でした。ステンレスシンクとはいえ、思った以上に重く、一人で持ち上げるのは一苦労。腰を痛めそうになりながら、なんとか撤去に成功しました。次に、新しいシンクをはめ込むための開口部の調整です。購入したシンクが、元のものより少し大きかったため、カウンターを数ミリ削る必要がありました。これが予想以上に大変な作業。のこぎりで慎重にカットしましたが、なかなか真っ直ぐに切れず、仕上がりがガタガタになってしまいました。最大の難関は、給排水管の接続でした。古い配管と新しいシンクの排水口の位置が微妙に合わず、接続パイプを調整する必要がありました。シールテープを巻いて、ナットを締め付けますが、どのくらいの力で締めれば良いのか加減が分かりません。締めすぎると配管を傷めそうで怖いし、緩いと水漏れしそうです。恐る恐る水を流してみると…案の定、接続部分からポタポタと水漏れが!何度か締め直したり、シールテープを巻き直したりしましたが、水漏れは止まりません。結局、その日は途中で作業を断念。翌日、プロの水道業者さんに来てもらい、配管の接続とコーキングの仕上げをお願いすることになりました。DIYで節約するつもりが、結局は業者さんに頼むことになり、時間も労力も余計にかかってしまいました。シンク交換、特に配管作業は、素人が安易に手を出すべきではないと痛感した苦い経験です。

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