築十五年を迎えた我が家。特に不満があったわけではありませんでしたが、お風呂の壁の目地にカビが目立つようになり、掃除の手間も増えてきたことから、思い切ってユニットバスの交換リフォームを決意しました。今回は、既存のユニットバスから新しいユニットバスへの交換という、比較的シンプルなリフォームです。まず、情報収集から始めました。インターネットで複数のリフォーム会社のウェブサイトを比較し、施工事例や口コミをチェック。三社に絞って現地調査と見積もりを依頼しました。見積もり内容は各社で微妙に異なりましたが、おおよその費用感は掴めました。私たちが選んだのは、中堅のリフォーム会社です。価格は最安値ではありませんでしたが、担当者の説明が丁寧で、こちらの要望を細かく聞き取ってくれた点が決め手となりました。選んだユニットバスは、国内メーカーのミドルグレードの製品です。高断熱浴槽と、掃除のしやすい床材、節水シャワーは必須条件としました。浴室乾燥機は迷いましたが、予算との兼ね合いで今回は見送ることに。最終的な見積もり金額は約百十万円でした。内訳としては、ユニットバス本体の費用が約六十万円、解体・撤去・設置などの工事費が約四十万円、その他諸経費が約十万円といったところです。工事期間は四日間でした。初日に既存ユニットバスの解体と搬出、二日目と三日目で新しいユニットバスの組み立てと配管・電気工事、最終日にドア枠の取り付けやコーキング処理、清掃という流れです。工事中は多少の音や人の出入りはありましたが、職人さんの手際も良く、スムーズに進みました。完成したお風呂は、以前より明るく清潔感があり、大満足です。特に保温性の高い浴槽のおかげで、追い焚きの回数が減ったのは嬉しい誤算でした。費用は決して安くはありませんでしたが、毎日のバスタイムが快適になり、思い切ってリフォームして本当に良かったと感じています。